2010年05月19日

宮古まもる君

宮古まもる君

昨日珍しくブログ用に下書きをしたのに、
きれいさっぱりなくなっておりました。んびゃーいん(たまったもんじゃない)

何を書きたかったか、すっかり忘れてしまいました。
なので、散文的に。

母が宮古から上京しているので、随分と楽です。
家におばあちゃんがいるって、何でも気軽に頼めるって、
なんて楽だろう。子どもたちは私よりおばあちゃんが好きです。

しかし、相変わらず彼らは言葉がイマイチ通じないので、
私は通訳をやらされっぱなしです。この無意味な特殊能力。

昨日、読んだ本のなかで、清水良典さんが書いておりました。

「行動も、言葉も、恐ろしい威力で人格を覆ってしまう。
 行動はしばしば理解できないことがあるが、言葉は理解されているという点で、
 よりぬぐいがたい威力がある。」

書き言葉はそうだと思う。
私の頭の中は、宮古独特の思考というか、方言でいっぱいなので、
標準語に書き記す時は非常に難しく感じます。
でも、とりあえず、どちらも使えるので、真意を伝えることはできる。

聞き言葉はどうだろう。
言葉は中途半端にわかってしまうと、聞く相手の心の度量によって変わる。
一度出した言葉は、口の中には戻らない。

聞く側が、オープンマインドで聞けば、ポジティブな会話になるけれど、
恐る恐る聞いていると、宮古方言なんてただの乱暴な言葉に聞こえてしまう。
宮古が本土のマスコミに出る時に「頼む、テロップ入れてくれ!」と強く願うのでした。

そういえば、昨日、島田紳介さんの番組で、「宮古まもる君」がフューチャーされてました。

「書けば宮古!」の時の表紙になった彼です。
番組では言ってなかったが、あの島に18体あるマモル君は、
同窓会だとか仲間内で何か記念に残したい時に作るのだ。

宮古は案外道路が多いので、子どもたちが登下校中に気をつけなければいけない道が
わんさとあるのです。なので、交通安全、まもる君が頑張るわけです。
一石二鳥なのです。テレビで紹介されていたように歌もあります。
紳介社長、CDも持っているって言っておりました。
たんでぃーがーたんでぃ(ありがとうございます)

詳しくは
http://akmiyako.ti-da.net/e2247849.html
http://www.shimojisatoru.jp/ppg/ppg_jr.htm
http://www.miyakojima.net/walking/miyakojima-mamoru.html

案外、ありますね(笑


画面に出てくる宮古が面白いのは、宮古で一生懸命活動している地元の人がいるからだと思う。
そういうところから、宮古まもる君も生まれてきた。
そして、そんな宮古を応援してくれる人達がいるから、ますます有り難い。

「自分がやってて楽しいことをする。そして、それが誰かを喜ばせたらそれも幸せ」
宮古の人に共通するスローガンだと思う。このホスピタリティ。
それは、私が書いている「あんちーかんちー」の思えば宮古の時代から
ずっと続いている重要無形文化財なのだ(私が勝手に決めた)

どこまでもストレートに楽しく。
そして応援してくれる人達のおかげで宮古は新しい幕開けだ、って感じです。






同じカテゴリー(宮古現今)の記事
宮古馬の話は続く0113
宮古馬の話は続く0113(2019-01-13 12:14)

宮古現今2017
宮古現今2017(2017-10-01 01:55)


Posted by 宮国優子 at 09:23│Comments(0)宮古現今
※このブログではブログの持ち主が承認した後、コメントが反映される設定です。
上の画像に書かれている文字を入力して下さい
 
<ご注意>
書き込まれた内容は公開され、ブログの持ち主だけが削除できます。