2015年09月13日

日常雑記 宮古の母ちゃんのマインドセット

日常雑記 宮古の母ちゃんのマインドセット

宮古図書館北分館にひっそりと咲いてました。



ご無沙汰してます。また相変わらず更新しておりません。iPhoneからはFBが手軽なせいか、FBばかりになってしいます。それって良くない傾向ですね。すいません。ちょっとシステムを考えます。

さてさて、たまには、日常を書いておこう!

店は、バーというより、宮古の情報交換したり、本の話をしたりしています。日常の話とか、家族の話とか、いろんな意味で自然に輪が出来る。人が集まると、情報は錯綜もするけど、一番面白いのは火花が散ること。勿論、悪い意味じゃなくて、化学反応ですね。

前日、夜中まで、宮古に良く通っている友人と話した。私の好きなRufus Wainwrightのチケットを入手してくれた。これでしばらく頑張れる、笑。ライブのある10/1以降、私はマザーテレサ並みに心が広くなりそうです。

あと、久しぶりに南洋に数年住んだMさんがきて、あーでもないこーでもないと話をするのですが、目の前で化学反応が広がる様子が本当に心温まる。


その後、仮眠しつつ、朝から三女のお友達を初めて家に呼ぶ。上の子たちのときは、私に時間があったので、頻繁に行き来があった。でも、三女になるとかなり手薄になった。写真も少ない。いや、そんなもんなんですよね。だからこそ、世の中の末っ子は親の縛りがない分、自由で個性的なんでしょうね。


さて、今頃、ママ友はどういうものかと考える。ママ友から友達になれる人もたくさんいる。この呼び方があーだこーだと言う人もいますが、きっかけはママ友なんだから、ママ友でいいと思う。関係に名前をつけるのは、なんとなくつまらないなーと思うので、何でも良いです。母親になったからこそ、出会える人も多い。子どもだけじゃなく、いろんな話をして、少しずつ信頼関係を構築していく。それはもう友達かな、と思う。関係に名前はいらないし、カテゴライズも無意味。みんな、個別的で、特別な関係なんだと思う。


都会のお母さんたちは本当にえらいな、と思う。仕事も家庭も頑張っている。いつ寝るんだろう、と思うくらい。そのうえキレイにしているので、ますます惚れる。私は、不眠症で多動なので、いつもふりきれている。だから彼女たちにように節度のあるきちんとした人を見ると感動する。優しいので、こんな私でも友人になってくれる。それは本当に有難い。


昨日は、例によって、ママ友と仕事の話などをする。40前後は、どんな女性もキャリアに関しては一度棚卸しするんだろうと思う。こういうとき、男女格差指数(Gender Gap Index)をいつも考える。これね、これ。http://qq3q.biz/nSkd ひとつのものさしではかること自体がナンセンスにも感じるけれど。文化背景も歴史も規模も各国違うのでね。

でも、宮古マインドセットを持つ私の目には、本土の女の人がこんなに大変そうなのが不思議で、やっぱり環境は大きいと思う。環境って、簡単に変えられないから。一概には言えないけど、都会のお母さんが頑張りすぎたり悩む背景は、社会構造もあるんでないかなと日々思うわけです。それをお母さんたちが、一人一人が解決していって、それが澱のようにたまって、環境を醸成するんだろうと思う。それが娘たちに引き継がれる。そんな流れなのかな、と。


女性みんなが「女性の地位向上のため」に、頑張らなきゃいけないってことでは決してない。出来るときに、出来る範囲でいい、と思う。個人が幸せじゃないと、全体の幸せもないと思うから。それに、そこそこ幸せでいいと思う。完璧な幸せなんて気味が悪い。あ、毒舌が・・・。

そう、この毒舌にも理由がある。

私は宮古の母親たちも見て育った。特にうちは父が早く亡くなったせいか、母の女友達の関係が身近だったのだと思う。個性的な宮古のオープンマインドのおばさんたちは叱咤激励を嫌というほどしてくれた。まるで、自分の子を叱るように叱ってくれたり、愛されたなぁと思う。勿論、時には「めんどくさ!」と思ってたりしたわけですが。それはそれは、批判的で毒舌な人もいるんだけど、意外とその人の言う事が合ってたりして、それはそれで面白かった。


大人も悩んだり、辛かったりするんだなぁと子ども心にいつも思っていた。ある意味、見栄も恥も外聞もなくストレートな人たちだったと思う。恥は少しあったりするけど、それはかなり個別的なものなので、それなりに「おぉ」と思いながらでした。自分の軸がはっきりしていた人たちだとも言える。そんな自由奔放な人たちに、心から親切にされたり叱られたりして育ててもらった。私が過ごした1970~80年代は、みんな一生懸命働いていたけど、本土に比べて貧しかったのだと思う。でも、豊かだった。人間関係というか、愛情は雑草並みにどこにでもあった。


同級生の女子は「女性」に対して、多分同じような印象ではないかと思う。泣いたり笑ったり、素直に言いたい事を言い合っているお母さんたちがみんな支え合っているのがよく見えたそれは、物理的に近かったことも大きいかもしれない。私の宮古の友達は、好きな人と住むことや結婚すること、離婚すること、子どもを産むことにあまり怖れがない。みんなそれぞれでいいし、こうあらねば、ということが少ない。ある意味、みんな男前。


「男前」という言い方をすると、本土の人には伝わりやすいんだけど、私は違和感を感じる。でも、通じるから使います。女性って、本来はもっと自由で、元気で、たまに弱くなって、泣いたり暴れたりするけど、とても強い。そして、強いから優しい。弱いときもあるから、相手の気持ちもわかろうとして、あらゆる手段で励ましてくれる。悲しかったら泣いてもいいし、暴れてもいいし、本来の姿でいいんだと思う。そんなもんは持ち回りだから。そう思っていたら、許せない人はいない。


私の友人の男前エピソードなのですが、離婚した友人が子どもに
「いやーお母さんはお父さんと血がつながっていないし、今はあんまり好きじゃないけどさ、あんたたちにとっては父親だからさ」
と言って、離婚した旦那と子どもを頻繁に会わせようとしていた。彼女は、自分の気持ちや傷をかくさない。私と友人には至極当然なんだけど、男前に映るらしい。少しはかくした方がいいかもしれないけど。それはサガなのだ。
でも、多分、誰にも言ってはいけないことは墓場まで持っていくに違いないけど。その前にぼけて話してしまいそうだわ、笑。


だから、いろんなことを我慢したり辛抱したりしている都会のお母さんを見ていると、私は頭が下がる。でも、同時にもっと自分勝手で、自己中心的でもいいんだよ!と思う。ケツふければいいんだよ!って。あ、下品ですね。始末をつけられればいいんです。


宮古のおばさんたちの生き様ーそれが今の私のマインドセットなのかもしれない。


あ、日常を書こうと思ったのに、書けずじまい。一日が終わらん!時間切れです!頑張って、仕事します!






http://inoueblog.com/archives/2007/05/chemistry.html
http://plaza.rakuten.co.jp/kotobasagashi/diary/200805240000/
http://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q1496252514



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Posted by 宮国優子 at 17:38│Comments(2)日常閑話
この記事へのコメント
宮国さんへ

こんばんは。FBに偏りなのですね?
仕方の無いことだと思いますよ。
扱いやすいツールが時間短縮になりますから効率としては・・・。
それに宮国さんご自身のキャパシティがおのずとありますから。
焦らずに、堂々としていてください。

わたしはキャパを広げる方法としていつもお礼にハガキを出しています。
弟の嫁からは「なぜに、内地にいるのに沖縄にいるお、うちより顔が広い?」と聴かれて、「50円の友情(当時は50円のハガキです。)」と答えたことがありますが、お嬢様の嫁には理解できなかったようです。

50円で人様の心をつなぎとめるなんて無理!とでも思ったのでしlょうか?

それと、うちは子供の頃から琉球舞踊をしているのですが、なかなか師範までは辿り着けません。
同じ時期に師範試験を受けて合格した女子(40歳)がHPページやFBなどの返事がなかなか返せないと相談受けました。
私は「いちいち付き合うと大変よ。師範になったのだからシビアにいかないとね。」とお返事しました。

まっさきにシビアに切られたのは私でしたぁ(--)
Posted by 本島の嫁さん at 2015年09月14日 23:22
私の親しい女子たちは忙しい中にもきちんとお返事を返せる方々が多いです。
いろんなご職業の方がいますが、一番に驚いたのは中国損琉孤児の方を日本に初めて・・・・・

すみません、守秘義務の範疇でこの辺でやめておきます。
いずれにしても、私のまわりの方々は早馬のごとくに返事を返していた方が多いです。

私もまた。それを見習いたいです。
あっ!シビアにね?
ちばりよ(^^)
Posted by 本島の嫁さん at 2015年09月14日 23:34
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